千早茜/男ともだち

読書感想文

千早茜さんの「男ともだち」を読み終わりました。

 

千早茜さんの作品は初読了です。

 

う~ん、、、

 

あんまり好きじゃない内容だったなぁ。

 

登場人物、特に主人公に好意を持てず、むしろ嫌悪感を持ってしまったからかも。

 

京都が舞台であったり、学生時代の先輩後輩ってのもあったから個人的には懐かしい思いにも浸れるかなと期待値が高かっただけに残念でした。

 

 

主な登場人物

神名葵:主人公。29歳でイラストレイターをしている。同居している彼氏がいながらも他の男と浮気をしたりしている。

 

彰人:神名の彼氏。浮気されても仕方ない部分もある。彼女に対してそんなに興味をもってなかったりするので。

 

真司:神名の浮気相手。ただ、プライドが高そうでちょっと嫌な奴っぽい。友達にはなれなさそう。

 

ハセオ:神名の大学のパイセン

 

 

所感

もっとドロドロしたものか、もしくは完全にきれいな形での関係だったら面白かったのかなと思ってしまいました。

 

なんとなく中途半端だったような。。

 

あと、ほんとのところはどうなのか分からないのですが、神名に対してこんな女性っているのかな?

と懐疑的な目で見てしまったり。

 

男女の友情というのがテーマだったりするんですかね?

 

友達のいない自分はそもそも同性同士の友達の友情というのもあんまり分かってなかったりもするので、だからこの作品に対してはあんまりピンとこなかったのかも。

 

自分の理想の友情?は、10年ぶりに久しぶりに会った人に対して、まるで昨日も会ってたような感じで、いついかなるときに会ったとしても久しぶり感がないってのがいいかなと思ってます。

 

 

そういった意味だとこの本でも神名とハセオも7年ぶりという久しぶりの対面にも関わらず、2人の距離感が変わってなかったので、自分の理想の友情に近いのかな!?

 

う~ん、、、難しい。

 

でも、やっぱ面白かったかも!

 

 

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