アガサクリスティーの「ゴルフ場殺人事件」を読み終わりました。
アガサクリスティーの作品は「そして誰もいなくなった」に続いて5作品目の読了です。
くぅ~!
すっかりアガサクリスティーの推理小説にハマってます!
内容も分かりやすくて読みやすいし、面白いしで最高です!
今回はゴルフ場の建設予定地で、とある依頼人が殺されたというお話。
ゴルフが好きな自分としては、この本のタイトルにも惹かれてしまいました。
そこで、ポアロがまたまた天性のひらめきと洞察力でこの事件を解決に導いていくのです。
主な登場人物
ポアロ:探偵さん。今回は殺された依頼人の要望で出向くことになったのだが、タイミング悪くその依頼人が殺されてしまう。
ポール・ルノー:その殺された人。ゴルフ場のバンカーあたりで放置されてたんだとか。
エロイーズ・ルノー:殺されたルノーの奥様。証言中にうそをついてたりとちょいと怪しい。
ドーブルーユ:ルノーと実は不倫をしていたんじゃないかと疑われているお隣さん。
マルト・ドーブルーユ:娘さん。かなりの美貌の持ち主なんだとか。
所感
意外とポアロって口は悪いし、感情的な部分があったりするんですよね。
そこがまた人間味があるんでしょうけど、相手にすると面倒そうw
この時代(1920年代?)のヨーロッパの様子がこの本を通して見れるのも面白いポイントの一つですね。
イギリス人は〇〇だとかフランス人は〇〇だ。みたいな感じで偏見というかそういう印象があるんだって勉強にもなったり。
しかも、ポアロも犯罪者は遺伝するみたいなこともチラッと言ってたりするので、なかなか思い込みが激しいなとも思いました。
ポアロの相棒?のヘイスティングスがなんとも情けないというか、いい味を出してくれてましたね。
恋に溺れるというかなんというか。。
最初は読んでて面白いな!
と思ってたけど、なんとなく読み進めるうちに面白い度が下がってったような気がする。
そして「ゴルフ場」はあんまり関係なかったですね。
ちなみに日本ではゴルフ場が作られたのは1901年で神戸に出来たのが初めてみたいですね。
ひょっとしたらリアルタイムで日本人がこの本を読んでたとしたら、ゴルフ??
ってなってたのかも。
まあ、何はともあれ今回もポアロの冴えわたる洞察力はさすがだと思いました!
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