中山七里/贖罪の奏鳴曲

読書感想文

中山七里さんの「贖罪の奏鳴曲」を読み終わったので、読書感想文を書きます。

 

中山七里さんの作品は「総理にされた男」に続いて4作品目の読了です。

 

久しぶりに刺激のある内容のものがあるのを読みたいなと思って探したのがこの一冊です!

 

帯をみると「驚愕のどんでん返し」とうたってるわけです。

どんな展開が待ってるのか楽しみ!

 

法廷が絡む話になるとどうしても難しく感じてしまうのですが、中山さんの作品は読みやすいので、その点は安心して読み進めることが出来るかなと思います。

 

てかドラマになってたんですね。

 

主な登場人物

御子柴:主人公。弁護士をしているが、冒頭でいきなりとある記者を殺害したという話の展開あり。悪徳弁護士どころか殺人弁護士でどうしようもないやつ。過去にも問題あり。

 

美津子:保険金詐欺で逮捕をされている。夫を保険金目的で殺めるひどい悪女。幹也という1人息子がいるが脳性麻痺という症状を抱えている。

 

古手川:刑事さん。御子柴と対峙することになる。渡瀬というお偉いさんが同僚としている。

 

加賀谷:冒頭で御子柴に殺された記者。野党党首の親族の覚せい剤事件をスクープした実績あり。

 

 

所感

どんなどんでん返しが待ってるのか?

 

いや~、面白かった!

 

主人公の御子柴がサイコパスみたいなやつで過去にも14歳のときにも殺人を犯して「死体配達人」と呼ばれていたみたい。

 

そんな人が弁護士になって、しかも敏腕弁護士で、しかも弁護士会でもお偉いさんのポジションになるんじゃないかってくらいまで上り詰めるわけです。

 

そして、また殺人事件を引き起こすわけなんです。

 

でも、本当にそういう悪い弁護士の主人公を題材にした話で終始していいのか?

 

という疑問を持ちながら読み進めたのですが、やっぱりそこに落ち着いたか!

 

と思ってたけど、確かにどんでん返しの展開で犯人は○◯でした!

 

振り返れば予期できたかもやけど、まさかそこに落ち着くとは。

 

ちなみにカエル男で登場した人物の名前が出てきたときは、なんかワクワクしました!

 

予想以上にいい刺激をもらえたので良かったです。

 

 

 

 

 



 

 

 

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