アンソニー・ホロヴィッツさんの「カササギ殺人事件(上)」を読み終わりました。
外国の方の本を読むのは10年くらいまでに読んだ「ダヴィンチコード」以来でしょうか。
登場人物で、慣れない外国の方の名前だと読むのも難しいかなと心配はありましたけど、なんのなんの!
すっごい面白く読めました!
推理小説っていうジャンルもあんまり読んだことはないのですが、そういう心配もご無用でした。
ストーリーが分かりやすく敷かれてたこともあって、とっつきやすかったです。
主な登場人物
アティカス・ピュント:主人公で名探偵さん。ただ、病気が原因なのか余命がそれほど残されていないらしい。
ロバート・ブラキストン:殺されたメアリの子供。
レディ・フランシス・パイ:夫のマグナスが殺された。
クラリッサ・パイ:殺されたマグナスの双子の妹。
エミリア・レッドウィング:町のお医者さん。
所感
とある小さな村で起きた殺人事件。
それを名探偵のピュントが犯人を突き止めていくというわけです。
探偵ものといえば、探偵ってわけではないのですが、古畑任三郎みたいな攻め方をするのか?
もしくは金田一少年みたいにドジなこともしながらも、鋭い視点で犯人を暴いていくのか?
どういった攻め方をするのかな?
と思って読んでました。
ピュントは事件があった現場の空気感や、直感を大事にしながら解決に向けて進めていくみたいですね。
メアリ・ブラキストンというパイ屋敷の家政婦が殺害された。
次にサー・マグナス・パイというかなり嫌な奴が首をちょん切られて殺害された。
主な登場人物のところには、探偵のピュント以外はこれらの殺人の犯人候補を挙げてみました。
殺害の動機や疑いもそうですが、その殺害があったことで誰が得をしたことになるのか?
という視点で犯人候補を挙げてみました。
でも、候補意外にもオズボーンという牧師さんやダートフォードという、未亡人となってしまったフランシスの愛人も犯人なんじゃないかと思ってるんですがね、、
てか、これだけ犯人の候補者がいるってどれだけマグナスは人から恨まれ疎まれてるねん(苦笑)
読んでるうちにどんどんと犯人候補が増えていく感じがしたところで、上巻が終了!
上巻の最後にピュントがマシュー・ブラキストンが自分の妻を殺したんだ。
と衝撃の一言が!
マシューブラキストンとは、メアリ・ブラキストンの元夫です。
マジか!?
早く続きを読まねば!
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