紙吹みつ葉/芝公園

読書感想文

紙吹みつ葉さんの「芝公園」を読みました。

 

 

 

紙吹みつ葉さんの作品は初めて読むので作者がどんな人かを簡単に調べてみました。

 

たけちゃん得意のWikipediaからの情報収集は出来なかった・・

 

どうらや東京うまれで2006年に『つよきす~Mighty Heart~竜胆館のユーレイ』という作品でデビューをしたそうです。

 

 

読み方は「かみぶきみつば」みたいです。

 

どんな人かはまだ謎が多いのですが、これから応援していこうと思います!

 

 

主な登場人物

あたるパパ:独身。この一応は主人公的な立ち位置か。

 

じっちゃんパパ:おしゃれなおじさん。既婚者。あんまりプライベートを語るのは好きじゃなさそう。

 

さちこパパ:既婚者。ドラマでは昔懐かしのドロンズの石本さんが演じてるみたい。

 

 

所感

舞台は「富士見西口公園

 

登場人物は3人のおじさんと、そのおじさんが飼ってる柴犬3匹が中心となって織りなす物語。

 

3人とも一風変わった人ばっかり!

 

って感じでしたが、なんかほのぼのとした平和な話で心和まされたので良かったです。

 

お互いの名前も知らなくて遠からず近からずといった関係の3人ですが、なんかこういう距離感の関係性もいいものですね。

 

時には犬の糞の後始末をちゃんとしてない犯人を突き止めようとしたり、スマホを落としたとかでワーワーしたりと、なんか終始平和なストーリーでした。

 

短編小説っぽく第8話まであるのですが、章ごとのタイトルが「えいご」とか「ちゅうしゃ」とか全部が平仮名なんです。

 

こういったところからもほのぼのとした感じがでてるかなと思う。

 

最後の章が全体感を表してるように思いました。

 

この3人は付かず離れずの関係ではありつつも、5日間合わないだけでお互いを心配する。

 

奇妙な仲間関係ですが、こういう関係も欲しいなと思いました!

 

 

最近、「柴犬」の可愛らしさに虜になってる自分としては、癒されたお話でした!

 

そして犬の気持ちを知りたいと思えるお話でした!

 

そうなんです

 

面白かったけど、強いて言うならもう少し犬視点で物語を読みたらもっと面白かったかなと思いました。

 

 

 





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