小川一水/天冥の標Ⅵ 宿怨PART1.

読書感想文

天冥の標もついにシリーズ6まで来ました!

 

 

シリーズ10まであるので、半分くらいは進んだのかな。

 

ということもあって、今回の天冥の標Ⅵ宿怨の巻末には今までのシリーズのおさらいを兼ねて、登場人物の紹介や用語集みたいなのがありました。

 

これを読んでみると、思い出すものがあったり、点と点がつながることもあったりで、こういうまとめがあると便利でいいなと思いました。

 

勉強にしてもそうやけど、反復することで記憶も確かなものになっていくと思うし。

 

天冥の標も後半戦に挑みます!

 

あと10冊程度あるし全巻読み終わるのは年末までにはなんとか!

 

主な登場人物

イサリ:救世軍の女の子。リンゴが好き。スカイシー3というところでアイネアイと運命の出会いをする。

 

アイネイア・セアキ:危険なことがあるとわかりつつも本当の善意でイサリを大切にしているいい奴。イサリとともに旅に出ることに。まだ14歳と若い!

 

 

所感

今回の舞台は2,499年。

 

今の時代から(2,019年)から考えると500年先の出来事なんですよね。

 

 

おさらいで

 

1巻:2803年メニー・メニー・シープ

2巻:2015年救世軍

3巻:2310年アウレーリア一統

4巻:2313年機械じかけの子息たち

5巻:2349年羊と猿と百掬の銀河

6巻:2499年宿怨

 

 

こういう風に整理をしているとなんか受験勉強みたいになってきたw

 

チカヤの名前が出てきたり、アオバという名前が出てきたり、2巻で出てきた人たちが遠い過去の人たちとして語られてるのがなんか不思議な感じがしました。

 

一気通貫でその歴史を読んでるから、あ~!知ってるってなるのがちょっと誇らしかったり。

 

てか、ほんと壮大な物語ですね。

 

 

この6巻は折り返し地点なんやろうけど、「宿怨」という名の通り、怖い物語のスタートって印象を受けました。

 

怨念?をずっと宿してて、それがいよいよ表面化されていって爆発していくんですよね。

 

 

うぉぉ

 

怖い怖い

 

 

でも、だんだんと自分もSF小説慣れをしてきたということもあって次作も楽しみになってきました!

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