成田名璃子さんの「坊さんのくるぶし」を読み終えました。
成田名璃子さんの作品は初めて読むので作者がどんな人かを簡単に調べてみました。
青森県で1975年に生まれみたいです。
2011年にデビュー。
そして現在はフリーのコピーライターとして「はだしカンパニー」という名で活躍をされているみたいです。
可愛らしい猫も飼われているみたいで、ブログとかみても人柄の良さがにじんでる感じを受けました!
今回はお坊さんを題材とした物語で、自分個人としても新たなジャンルの話を読みたいなと思ってたのですごく楽しみな一冊です。
冒頭からダメダメな欲にまみれたお坊さんが登場をしてきて、いったいどうなることやら・・
主な登場人物
高岡皆道:主人公。基本的にはろくでなしなキャラ。お布施?はちょろまかすし、競馬とかギャンブルに目が無いし。ただ、個人的には親近感は持つことが出来るかな。
禅一:鎌倉三光寺の鬼教官ばりに怖い人。ただ、本当は心優しいキャラなのではと思ってます。
高仙:禅一とは対照的でイケメンでしかも優しい人。ただ、謎に包まれすぎて怪しい一面もあり。
所感
「鎌倉 三光寺」で検索をしてみたらヒットしなかったので、このお寺は架空の場所ってことですかね。
いずれにしろ、厳しいところのお寺の修業はきつそう!
そりゃ、逃げ出したくもなりますよ。
でも、ここで1週間過ごしたらけっこう痩せれそうとかも考えたり。
まあ、源光さんとか陽元さんとか主人公の皆道くんにはたくさんの仲間が出来たり、いろんな苦しいことや、やっかいなことにも巻き込まれていくうちに人間的にも成長していく姿が見れて良かったです。
大人な考え方が出来るようになったんじゃないかなと思います。
そういや、自分も小学生のときに、お坊さんの息子が同級生にいたけど、彼も当時は人でなしやったけど元気にしてるのかな?
厳しい修行をしていれば彼もきっと成長しているはず!
話は戻って、、
4部構成になってるわけやけど、最後の4章でいきなりロックバンドに挑戦するみたいな話になってびっくり!
坊さんがロック!?
いや~、想像がつかないw
そういや、自分は個人的には御朱印集めも趣味にしていて前までちょくちょくと神社やお寺巡りをしていました。
建造物とか景観には興味を示してたけど、お坊さんにまで意識はいってなかったなぁ。
高仙さんとのやり取りももう少しみたいなと思うし、願わくばシリーズ物になって欲しいです!
それくらい面白かったです!
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