米澤穂信/本と鍵の季節

読書感想文

米澤穂信さんの「本と鍵の季節」を読み終えました。

 

米澤穂信さんの作品は初めて読むので作者がどんな人か簡単に調べてみました。

 

岐阜県出身で1978年生まれなので、自分より1つ下の40歳みたいです。

 

中学生の頃にはすでに小説を書いていたみたいで、「氷菓」という作品ではアニメ化もされたみたいです。

 

学生時代から小説家を目指してして、しかも実現できてるってすごいなぁ!

 

 

【主な登場人物】

堀川:主人公。友達の松倉が優秀なので影に隠れる形になってるけど、頭もいい。頼りになるひと。

 

松倉:何でも出来る頭のいいヤツ。ただ、ちょっとキザなところもあるかな。

 

【所感】

図書委員をしている2人を中心とした6つの話から構成されてるんやけど、どれも簡潔に話がまとまってるから読みやすかったです。

 

今まで読んだことのない設定やったから楽しく読むことが出来ました。

 

2人とも金田一くんばりの推理力があったり、高校生なのにこんなに知識を持ってるんけ?って疑問に思う部分はあるけど、高校の図書館を背景とした推理物語やったらある程度は仕方がないのかなと思います。

 

2人ともに全能ではなくてお互いの足りてないところを補いあっていくスタンスもいいですね。

 

問題もそんなに大きなものではなくて、無くはないなぁくらいの問題なので。

 

なんとなく続編もありそうな予感。

 

 

 

 

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