和菓子のアン/坂木司

読書感想文

坂木司さんの「和菓子のアン」を読み終えました。

 

坂本司さんの小説は初めて読むので作者がどんな人かを簡単に調べてみました。

 

男?女?

作風からすると女性っぽいけど、どっちなんだろうか。

 

性別は不詳でした!

 

というのも自分のまわりに、「つかさ」という名前で男性も女性もいるのでどっちかなとふと思ったのですが、、。

 

 

年齢は1969年生まれなので、自分より8つ上でした。

 

2002年に覆面作家として、「青空の卵」でデビューしたみたいです。

 

覆面作家ってなんやねん笑

 

サムラゴーチさんみたいやったってことなのかな?

 

と思って、「覆面作家」ってなんやろうと思って調べてみました。

 

作家が本名や顔写真などの素性を隠して活動をしている人みたいです。

 

一瞬、変な意味でとらえてしまってたので調べて良かったわぁw

 

 

【主な登場人物】

梅本杏子:主人公。読み名は「あんこ」ではなくて「きょうこ」。18歳のちょっとぽっちゃりした純朴そうな女の子。実際に会ったら惚れてしまうやろうなぁ。

桜井:杏子のちょっとだけ先輩。元ヤン。

立花:「みつ屋」で社員として働いている。爽やかなイケメン。なんとなく少女漫画に出てきそうなキャラ。仕事はできるかもやけど、無意識のうちに女性を傷つけてしまうところもある奴。

椿はるか:「みつ屋」の店長をしている。仕事できる人間で頼りがいのある人。在庫コントロールがすごいみたい。

松本:やくざの風貌をしたやつ。言葉使いも微妙に怖いけど、根はいいやつ。

 

 

【所感】

デパートの中にあるお店を題材にしているのってなんか珍しい。

しかも、和菓子なんて自分には程遠いジャンルやし。

 

どんな和菓子があるのか知らないレベルやったけど、この本を読んで和菓子に対して少しの興味と、大いなる食欲が出てきたw

うぉぉ~、なんか和菓子が食べたいぞ!

 

というもの和菓子の一つ一つに意味が込められてるって考えたこともなかったよ。

 

よく人と話すときには行間を読んで、言葉で発してることが本音なんかどうか?

本当は別のことを訴えたいんやろうなと考えることはあるけど、まさか和菓子を通しても駆け引きがあるとは思わなかった!

 

しかも、面白いし!

 

商談の時とかに使ってみようかとも思ってしまいました。

 

主人公も、最初は何気なしに、和菓子屋さんで働くことになったのですが、そこから色んな案件に巻き込まれていくのですが、ライトミステリーっていう風に言われてるみたいですが、そんなことはなくて、ほんわかした感じを受けました。

 

主人公も純朴な感じがしたし、立花くんとの恋の行方もどうなるか楽しみでございます。

 

えっ?これでもう終わりって終わり方でしたが、それもまたよしといったところでしょうか。

 

続編もあるみたいやし、タイミング見て読んでみよっと!

 

 

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